【引っ越し】「引っ越しトラブル」に巻き込まれないための注意点は 大切なのは「相見積もり」と「荷造り」 (2024年3月11日)【コレが知りたい】

もうすぐ新年度。新たな生活拠点へ引っ越しをされる人も多いのではないでしょうか。引っ越し業者への依頼について国土交通省は、3月16日から4月7日にかけて集中すると予想しています。2024年度2月末時点で国民生活センターに寄せられた相談件数は1729件でした。「家具が壊されたが十分な補償がなかった」「見積もりよりも多い金額を支払った」といった相談が多くなっています。

そこで宅地建物取引士で住宅・不動産ライターの椎名前太さんに、引っ越しの注意点について話を聞きました。「見積もり」「荷造り」「引っ越し後」のそれぞれで見ていきます。

最低3社以上の業者で見積もりを行う

●見積もりのポイント
・「相見積もり」と「訪問見積もり」を組み合わせ、最低3社以上で見積もりをする

相見積もりでは複数の業者の料金やサービス内容を比較できるので、自分のニーズに合った業者を選ぶことができ、値下げ交渉もしやすくなります。また訪問見積もりでは、業者に荷物の量や家具の大きさを実際に確認してもらうことで、インターネットや電話より正確な見積もりが出ます。事前に契約内容をしっかり確認できるので、見積もりよりも支払いが多いといった業者とのミスマッチを防ぐことができます。

荷造りは必ず前日までに終わらせる

●荷造りのポイント
・必ず前日までに終わらせること
・荷物の分類を段ボールに記入すること

引っ越し業者が決まったら次は荷造りです。荷造りは前日までに余裕を持って終わらせないと、引っ越し直前に自分が焦るという精神的な負担だけではなく、金銭的な負担につながってしまう可能性があります。

引っ越しのときに詰め終わっていない荷物は、業者が作業を手伝うことになりますが、これには追加料金がかかってしまいます。さらに繁忙期は引っ越し業者の1日のスケジュールが詰まっていることが多いので、業者や次の人に迷惑をかけないためにも、荷造りは計画的に行いましょう。

そして荷物の分類について。割れ物の有無や荷物の内容、使う場所などを段ボールに書いておきます。自分が荷物の中身を把握できるだけでなく、業者も段ボールをトラックに積み込む順番や新居での置き場所が分かりやすくなり、作業の効率化につながります。

家具家電の破損チェックを徹底

●引っ越し後のポイント
・家具家電の破損チェック
・3カ月以内に報告を

もし破損があった場合は、作業日から3カ月以内に申告しないと事業者の責任が消滅します。引っ越し後に確認するのはもちろん、引っ越し当日も自分の目で確認しておくと安心です。万が一、引っ越しに関するトラブルがあった場合は、なるべく早く引っ越し業者やお住まいの地域の消費生活センターへ相談するようにしてください。

引っ越し前後は忙しくなると思いますが、トラブルが発生しやすいので注意しましょう。

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