2  売却物件の収集方法

売主の気持ち

 

売主にとって不動産は大切な資産となります。

 

その大切な資産を売却するにあたり、売主の心

境をよく理解することが媒介取得への近道とな

ります。

 

売主が売却する際に求めるものは何になるので

しょうか?

 

1.より高く

2.より早く

3.より安全に

 

売主は上記3点を満たしてくれる営業マンを常に

求めています。

 

より高く売却してくれそうな営業マンを演出す

るために、

 

自社の強みや営業力をアピールすることが重要

です。

 

より早く売却してくれそうな営業マンを演出する

ために、

 

フットワークの軽さをアピールすることが重要です。

 

より安全に売却してくれそうな営業マンを演出するために、

 

自信の成約実績や企業規模ぼ大きさ等をアピールすることが重要です。

 

営業とは売主の心を理解し、売り主の問題解決す

ることが営業となります。

 

売主が何にウエイトを置いて考えているのか、そ

のあたりをしっかりとヒアリングし問題解決の手

助けをする意識をもって、営業を行ってください。

 

 

売却物件の情報収集

 

売却情報を集める手段は多岐にわたります。

 

営業マンによって手法も変わってくるかと思いま

すが、より効率よく活動するためにはどのような

活動方法があるか確認していきましょう!

 

エリアの選定・調査

 

まずは売却物件を集めるエリアを選定します。

 

ターゲットにするエリアの選定と活動戦略は非常

に重要になります。

 

例えるなら、魚がいない場所で釣りをしても絶対

に釣れません。

 

どこで釣るのか、そこに魚はいるのか、どのよう

な魚がいるのか、どのような餌を使いどのように

釣るのか、ほかに釣っている人はいるのか。

 

これらを見極め、どこのエリアで、誰をターゲッ

トに(マンション・戸建)、どのように開拓して

いくかを決定します。

 

エリアの特性と競合他社の数やレベルの把握は必

須であり、その分析をもとにエリアを選定しまし

ょう。

 

エリア分析

 

1.売却物件獲得のターゲットエリアは?

2.エリア内の人口と世帯数は?

3.エリア内の特徴は?

4.エリア内のマンション戸数は?

5.エリア内の戸建て数は?

6.1年間のエリア内の売り出し戸数は?

7.エリア内のシェアは?

8.同業他社(ライバル)のエリア

 

具体的な開拓プラン作成

 

エリアが決定したら、その中で何を行っていくか

を決めます。

 

予算・労力を十分考え、自分が継続できることを

決定し、決めたら継続します。

 

不動産業界未経験の場合、まずはポスティングか

らスタートしましょう。

 

お客様の売却のニーズは突然現れます。

 

その時、「不動産=株式会社〇〇不動産」と頭に

思い描いていただけるよう、日々の継続と記憶の

植え付けが必要不可欠になります。

 

お客様がいつもいる不動産会社を必要とするか分

からない以上、いつになっても良いように、売却

物件情報収集において重要なことは、「継続する

こと」にほかなりません。

 

 

 

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