銀行から融資を受けるには?

借入する金融機関の順番の重要性

 

金融機関は政府系金融機関からネット銀行、都市

銀、地銀いろいろとありますが、最大限の融資枠

を利用するには借り入れする銀行の順番を間違え

ないことです。

 

融資を受ける順番を間違えたばっかりに、拡大し

たくても出来なくなったなどと、ならないように、

行の種類ごとの大まかな傾向を知っておくべき

です。

 

同じ金融機関でも支店によって融資スタンスが大

きく異なったり、同じ支店でもタイミングによっ

て融資への積極性が異なったりするので、金融機

関及び支店の数だけの融資の可能性があると思っ

てあきらめずに可能性を追求していく姿勢が大事

です。

 

融資を受ける金融機関の順番

 

サラリーマンが投資用不動産を購入する場合融資

を受けますが、借り入れできる金額が大きければ

それだけレバレッジをかけることができますので、

収益も大きくなります。

 

ただ借り入れできる金額は一般的なサラリーマン

は、2億円程が限界となっていて、それ以上にな

ると金融機関も貸し渋ります。

 

2億円の融資枠をフルに活用できれば良いのです

が、融資を受ける順番を間違えたばっかりに、2

棟目、3棟目が購入できないという事もあります。

 

不動産投資に対して前向きに融資をしてくれる金

融機関は、年収ベースで融資上限を決めている

融機関が多いです。

 

特にサラリーマンが不動産投資で始めに活用する

銀行は、地銀とノンバンクになってきます。

 

各金融機関による上限を比較してみると

 

➀地銀の借り入れを見ない上限1億までの金融機関

 

②すべての借入上限が2億円までの金融機関

 

➂地銀の借り入れを見ない上限2億円までの金融機関

 

➃総借入が年収の20倍までの金融機関

 

⑤他銀行の借入額は関係なく貸借対照表の資産が負債より多いと融資可能な金融機関

 

など金融機関によって借り入れの上限は変わって

くるのです。

 

そこで上限いっぱいまで融資枠を狙うのであれば

 

②⇒➃⇒➀⇒➂⇒⑤

 

という順番で融資を受けることが正解となります。

 

ただし➃に関しては年収にもよります。

 

➂の銀行を先に使ってしまったことにより、➀と

②と➂が使えなくなっては意味がありません。

 

融資を受けることを最大値で考えた場合、2億円

の融資で終わらせるのか4億円の融資で終わらせ

るのかで、単純に収益が2倍変わることになりま

す。

 

300万円の収益より600万円の収益があった

方が、もちろん良いと思いますので、融資をもら

える順番は把握していきましょう。

 

金融機関に融資を依頼する時のNGワード

 

不動産投資は事業経営です。

 

不労所得を得てリタイアしたいなどの、安易な考

えで金融機関に来られても金融機関は拒否するで

しょう。

 

金融機関も事業で行っています、しっかりと返済

を行ってくれる人かどうかを見極めようとしてい

るので、安易な返答はしないようにしましょう。

 

不動産投資がしたい。不動産賃貸業がしたい。

 

投資という言葉は、金融機関が嫌います。

 

「投資」=「リスク」とかんがえます。

 

また片手間の事業に金融機関はお金を貸しません。

 

自身の「事業」として経営者としての意思を伝え

ることが重要です。特に政府系の金融機関では、

気をつけましょう。

 

この物件を買ったら仕事を辞める。または不動産投資で将来は仕事を辞めるつもり。

 

属性審査に最も大きく影響します。

 

金融機関の考え方は、不動産からのキャッシュフ

ローが生活財源になっては困ります。そして返済

が滞る可能性が高いと思われます。

 

「リタイア」「セミリタイア」「不労所得」「脱サラ」

 

事業に対する融資なので、あくまで金融機関にと

ってのネガティブワードは慎むべきです。

 

金融機関にとっての融資の原則のひとつ「公共性

の原則」にも抵触します。

 

 

会話の中で「人まかせ」と感じる言葉と「ビジョン」の見えない言葉

 

 

安易な動機で賃貸経営を考えている人に限って、

失敗した時に責任を他社に押し付ける傾向があり

ます。

 

「銀行がお金を貸してくれなかったら失敗しなか

ったのに」という人も存在します。

 

不動産を購入してどうするのか?という質問に対

して、きちんと「ビジョン」を伝えることができ

るようにしてください。

 

 

 

不動産投資について知りたい方はこちら

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