3 買い営業の重要性について
買い営業の重要性
買い営業は売買仲介の基本です。
不動産仲介業を有利に進めるには自社しか取り扱っ
ていない売り物件を、いかに増やしていくかがカギ
となります。
いわゆる売り営業です。
ネット媒体では他社との差別化が図れますし、売り
物件を持っていれば他社が客付けしてくれたりもし
ます。
売り物件を持っていれば非常に有利に運営を進める
ことができます。
しかしながら、売却の担当は購入の一連の流れや基
本的業務を理解していないと売主様に的確なアドバ
イスもできず、そもそも売却の依頼も受けられませ
ん。
売却の担当兼務と購入の担当業務を比較すると売却
の方がはるかに難しいのです。
不動産売買仲介業の主な収入源は、購入希望のお客
様(買主)の担当を行い、成約時にお支払いいただ
く手数料、売却希望のお客様(売主)の担当を行
い、成約時にお支払いいただく手数料です。
よってどちらもできるようにしなくてはなりませ
ん。
買主様を容易に見つける技術があれば専任媒介の売
り物件を持っていた時に、両手で手数料をもらうこ
ともできます。
このような場合売り上げに非常に貢献できます。
新規開店の場合、まずは買い営業ですべき業務内容をしっかり把握し、実践できるようにすることが優先事項です。
そして先行投資した分を早期回収し、次のステップ
に向けた資金を確保するためにも、何よりまず買主
担当業務を把握し、契約を締結できるようにしなく
てはなりません。
買い顧客の集客からアフタフォローまでの流れ
準備⇒集客⇒反響⇒接客・案内⇒クロージング⇒アフターフォロー
上記は買い顧客に対しての準備、集客から成約、ア
フターフォローまでの流れを表したものとなります。