1 業務・行動の流れと必要な知識とスキル

業務・行動の流れと必要な知識とスキル

以下の表は店舗運営の全体の流れとなっています。

以下は集客からの流れとなります。

紙媒体について

1.新聞折込チラシ(集合チラシ、単独チラシ、イベントチラシ物件チラシ)

2.フリーペーパー、住宅情報誌等の雑誌広告

【政策のポイント】

A.広告内容・方法の企画、検討

B.コストの見積もり、配布のエリア、部数の検討

C.掲載物件の検討と確認

D.法的規制の確認

E.広告規制の確認

F.効果測定の実施

毎日の効果測定が大切です。反響のあったチラシの

興味ポイント、媒体名、物件名等を確認しましょう。

また各媒体の「反響単価」「来店単価」「成約単価」

をそれぞれ確認できるよう測定を実施し、年度末の

マーケティング計画の参考資料としましょう。

また競合他社が作成している、DM,新聞折込チラシ

や不動産広告は常にチェックしましょう。お客様が

他社のチラシを見て、自社へ他社物件を問い合わせ

る場合があります。

良いチラシなどは、自信が広告作成する際の参考資

料としましょう。

ポスティングについて

ターゲットを絞り、個別にポスティング業者に依頼

したり、自社ポスティングを行います。即効性の高

い集客が見込めますが、継続的な活動が要求されま

す。

【効果的なポスティングのポイント】

1.継続してポスティングするエリア、マンションを決める。「継続×頻度」

2.競合他社も継続的に実施しています。売り顧客は自分の所有物エリアに強い業社を選ぶ傾向にあります。

3.社宅、公団賃貸住宅など、住宅購入者である1次取得者が住む物件にポスティングを実施します。

4.チラシの内容を考える。アピールポイント!節税、補助金、特典、資金などなど

紹介について

営業スタッフの能力や日ごろの業務に対する姿勢が

最も重視される集客方法です。紹介のお客様は成約

率が高い事が特徴です。

【お客様を紹介いただくポイント】

1.お客様を大切にし、誠心誠意対応する。お客様の満足が無ければ紹介はあり得ません。

2.取引完了後もアフターフォローは欠かさない。クレームの防止になる。1度は訪問しましょう。

3.「お客様へお勤め先の方でご購入やご売却を検討している方がいたら、ぜひご紹介ください。必ず満足いただけるよう頑張ります。」とお客様をご紹介いただけるように働きかけましょう。

4.紹介をいただいた場合、必ずお礼の連絡を入れましょう。

5.紹介者にも途中経過の報告をしましょう。(お客様は紹介者に相談している場合がよくあり、紹介者がクロージングを助けてくれやすくすることもある)

6.紹介キャンペーン等でお客様にご紹介をお願いしやすいような環境を作りましょう。

業者について

物件情報をいち早く手に入れ、顧客や地域の動向を

知る方法、営業活動幅を広げる夕刻な手段の一つと

して、同業者との情報交換があります。

業者の特徴や役割をよく理解し、継続的な交流を実

施することが大切です。交流によって売り物件の紹

介や新築物件を専任で任せてもらえるようにもなり

ます。

Win-Winとなるような良好な関係づくりを意識しましょう。

【業者の種類別】

建売業者

マンション分譲業者

買取業者・競売専門業者

建築業者・ハウスメーカー

賃貸業者

【業者別の注意点】

免許番号

今までに行政処分を受けているか

地元のでの評判

社員の定着率

社員の仕事に対する姿勢

供給物件の質と量

【業者の特徴】

情報量が多い

社有物が多い

地主情報が多い

地元への影響が強い

土地購入者希望客のストック

インターネット・ホームぺージについて

日々デジタル化が進み、集客を最大化させるために

は、チラシ等の紙媒体とインターネットやホームぺ

ージ等のWeb媒体のメディアミックスが必要です。

【Web媒体の種類】

株式会社〇不動産本部ホームぺージ

自社ホームページ(会員登録型)

ポータルサイト

株式会社〇不動産ホームぺージでは、お客様に対

して様々なサービスを提供しています。住宅購入の

お役立ち情報、各加盟店の媒介物件が掲載されてお

り、お客様から物件問い合わせや住宅購入相談等の

依頼が入ります。

自社ホームページには、自社物件や媒介物件はもち

ろんですが一般業物も掲載し、一部を会員限定で公

開、会員制のメルマガなど会員登録型のサイトが集

客に有効です。ポータルサイトは、SUUMOやアッ

トホームなどの有料のサイトを指します。

自社物件や媒介物件など反響の取れる物件を掲載す

ることが集客に有効です。

【掲載物件のポイント】

1.広告であることを忘れない!一般消費者に対して発信している以上、広告扱いとなり規制を受けます。広告ルールに基づきデータを掲載します。

2.掲載を工夫して、お客様の興味を引く!掲載データがより魅力的に見えるよう、写真の掲載や物件の特徴も掲載します。

3.顧客会得には掲載の物件数がポイント!お客様は物件情報に興味を持っています。競合他社よりも多く物件を掲載することが、反響獲得のポイントです。

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