7 社員業務
本サイトでの不動産仲介業の立ち上げ像は店長、
営業、事務の3名スタートから始まります。
それぞれの役割と行動の流れを説明します。
【人員計画】
店長
営業スタッフごとの目標粗利の設定
実績粗利の計測、
KPI(重要業績評価指標)
案件の状況・進捗、店舗
営業スタッフごとの行動量の管理
営業兼任(媒介取得、客付け)で業務を行う。
営業
営業活動は、買い(客付け)と売り(元付け)の
両方を行う。
客付け:反響対応(来店型接客)
元付け:査定面談(媒介取得)
具体的な活動としてはポータルサイトの掲載物件の
写真撮影、物件周辺状況の確認、チラシの作成、
ポスティング、レインズやポータルサイトからの
新着物件情報収集、ネット反響に対しての架電メー
ル対応とその追客、来店したお客様の面談、物件案
内、成約に向けての資料作り、他業者とのやり取り
などなど買い客のお客様対応だけでも非常に多岐に
わたります。
ですの同時進行で対応できるお客様は最大で10名
が限度と言われています。
そこで事務員さんとの連携が非常に重要視されると
ころになります。
事務員さんの陰の努力が営業マンにとって営業の
効率化に繋がっていくわけです。
事務
事務担当は集客活動を行う。
ポータルサイトへの物件掲載、物件の写真撮影
WEBサイトアップのための物件確認
【事務員さんの1日のルーティン】
1.レインズおよびポータルサイトのチェック(新着物件、価格変更の確認)
2.新規帳への記載もしくはデータベースへの登録(価格変更も)
3.元付業者に電話連絡し、取扱可能か確認(特にポータルサイト掲載許可をもらえるかが重要)
4.広告掲載許可が下りるのであれば,広告許諾書をFAXで業者に送信(のちのトラブル防止のため)
5.新規帳もしくはデータベースに物件登録、間取り図の作成を行う、ポータルサイト掲載許可が下りている物件に対しては広告許諾書をもとにポータルサイトへの掲載を行う(チラシ、タウン誌、自社ホームページ等も広告掲載許可書をもとに掲載する)
6.物件写真撮影
営業担当との連携が非常に重要となるため、新着物
件情報の共有は必ず行ってください。
事務員さんの業務も間取り作成などは時間がかかる
ものとなります、外注で出来るものは外注に任せる
こと時間の効率化に繋がります。
また写真撮影や物件撮影などは営業担当でもできま
すので効率的な分担を目指していただきたいです。
物件をデータベース化し営業担当が物件情報を欲し
い時にすぐさま物件シートで取り出せる状態が、ベ
ストの状態となりますので常に新しい情報を更新し
続ける必要があります。
ポータルサイトに掲載している物件は他社も掲載し
ている物件が非常に多く、その分競合相手とってい
ますので他社との差別化を図るうえでも、スピード
を最大限発揮して物件情報の更新をいち早く行って
ください。
以下は立ち上げからの流れやるべきことを表にしたものとなります。